社内ネットワーク構築の重要性について

最近、知らないうちに落とし穴に落とされるようなドッキリを仕掛けられないよう、 日頃から情報を集めることの大切さを実感しています。

「自分には関係ない」と思って距離を置いていると、 実はその“関係ないと思っていた部分”で損得や判断が動いていることがある。

たとえば社内では、 一見何気ない雑談やチャットの絵文字ひとつにも、 人間関係の流れや誰が中心にいるかの“構造”が見えてくることがあります。 同じ話題をどこで、誰が、どんな温度感で共有しているか。 そこから情報の流れ方、決定の裏側が読めることもある。

以前、自分が出社した日と特定の人の予定が重なっていたことが続き、 後から「なるほど、そういう接点があったのか」と気づくこともありました。 そのとき感じたのは、情報とは「出来事」より先に存在しているということ。 出来事はその情報の結び目として現れるだけなのかもしれません。

会社でも、ニュースでも、政治や経済の話でも、 情報を持っている人とそうでない人の間には、 いつの間にか見えない差が生まれます。

たとえば政府の給付金のような話題も、 ニュースを見ていなければそもそも申請の機会すら気づけない。 「興味がない」では済まされないこともある。

最近は政治や選挙のニュースも、少しずつ見るようにしています。 誰が何を決めているのか、何が変わりそうなのか。 その“空気”を感じ取ることも、自分を守る一部だと思うようになりました。

結局のところ、 視野を広げる=自分の安全圏を広げること

社内でも、社会でも、情報の網を張り巡らせておくことが、 知らないうちに巻き込まれないための一番の防御だと思います。